京都2~三十三間堂 (5/31) |

3年前に時間が足りなくなって行けなかった三十三間堂。
正式には蓮華王院本堂。
1164年に後白河上皇・院政庁の一画に平清盛が造進。
1249年焼失、1266年再建。


(3体ほど国立博物館など外部に貸し出し中だった。)
創建当時のものは124体、他は鎌倉時代に約16年かけて復興。
人間の「物づくりのパワー」を純粋に感じることができる。
1000体は、どれひとつとして同じものはなく、自分好みの像を探す楽しみがある。
とりわけ中央の中尊は座像であるのに335cmほどの高さがあり、なおかつ優れた造形美で圧巻。

特に風神、雷神、那羅延堅固王、密迹金剛力士、難陀竜王はいつまでも見ていたいところだが、時間が、、、

あまり人が見ていない南大門と太閤塀は、実は豊臣秀吉ゆかりの建造物。
巧みに南大門を避けて(?)民家が建っているのがすごい。


「週刊 古寺をゆく No.16」では秀頼の建立、とある・・・
←は太閤塀と呼ばれる築地塀。
今まで、こういう塀は、長い年月で傾いてしまっているのかと思っていたが、こういうものなんですね(^^;
ここまでで時間はどんどん押してしまい、昼も食わずに3時を回る(^^;
しかし、前回見ていない平等院鳳凰堂にはナンとしても行きたいのだ、、、
昼飯をとるか鳳凰堂をとるか、、、、、 つづく。