ハスラーで清澄寺。きゃらぶきのために(^^; (6/13) |
別のきゃらぶきを試しても、どうにもあの味には及ばず・・・ ついに思い切って天気の良い平日に休み、鴨川まで久しぶりのハスラー中距離ツーリング。
往きはひたすら小湊線沿いを走ってみる。やはり昨年、バイクで訪れていた柿木台踏切にハスラーで行ってみた。が、これ以上こんな道を走るのは耐えられないとカミさんに言われ、普通の道へ引き返す(^^;
今回も小湊鉄道には遭遇できず・・・ 計画もしくは時間調整が必須。撮影ポイントは山ほどあった。
後半は結局昨秋の紅葉ツーリングと同ルートになる。紅葉もないし、平日だからほとんど対向車もいないが、道はかなり狭い。だが、ハスラーなら余裕。13:20頃清澄山に到着。
今回は2人とも、テレビで紹介されてから人気らしい山菜そばを。けんちんうどんの方がボリュームはあるが、山菜に歯ごたえがあるしホッとする味だ。調理やお店の対応は、老夫婦ではなく別なかただった。
きゃらぶきは、濃口を再度試食するもやはり薄口を7つ購入(^^;
人にもあげたが、これで3ヶ月は戦えるか?・・・
製造は保田(伊藤商店)だが、やはりここに来ないと買えないようだ。
クルマをいったん公営の駐車場に移動し、清澄寺へ。重兵衛とお寺の間にもお店があり、関係は分からないが同じメニューが見えた。きゃらぶきも売ってるかも。
清澄の大スギ「千年杉」を遠くから。千葉一の巨木であり、スギとしては全国第9位だそうで、、、
本堂、木鼻の象(看板によると獏ではないらしい)は、真言宗の名残かと思ったが、これは一般的な装飾で宗派関係ないんですね・・・
でも色使いや雰囲気は法華経寺とは違う。
ちなみに彫刻たちは1731年頃の作とのこと。やはりちょうど真言宗であった頃だ。
モリアオガエルも名物?
白い卵がたくさんぶら下がっている(^^;
おたまじゃくしはたくさん見えるが、カエルは近付くと鳴くのを止めてすぐ隠れてしまう・・・
ウグイスはどんどん寄ってくるのに。
妙見堂の方へ上がって行くと、破風の力士像がよく見える。
前回はあまり時間も割かず、いろんなものを見ていなかった。
本堂裏手から見ると、鐘楼がやたら気になるのはナゼだろう・・・
ソコだけ明るく浮いている。
妙見信仰、妙見山・・・
気になる!
ということで、妙見堂まで登ってみることに・・・
ちょっと上がるだけと思ったらこれがなめてた(^^;
地図で見ると妙見堂は妙見山山頂付近。妙見山は標高377m、本堂付近は約310mとのこと(^^;
国土地理院の地図では妙見山380m、本堂付近318m。
MTCのツーリング以上に山岳部(^^;
途中3回ほど、あの先に妙見堂があればいいな、もうあきらめて引き返そうかな、などと思いつつも登り続ける(^^;
そしてついに・・・!
振り返ると、はるか下にカミさんの姿。
先行して状況を見て、ダメそうだったら戻ろうと思っていたので、、、
登りきったご褒美・・・ とは言い難い視界の悪さだが(^^;、運がよければ富士山も見えるらしい。
根本鎮守である北辰妙見大菩薩は7月21、22日に開帳される。う~ん、暑そう(^^;
脚がガクガクだが、こんな森の風情に癒されつつ、下山。
石幢(せきとう)は1424年に建てられたもの。
その頃は天台宗のお寺だったのか。
その後、1618年に真言宗、1949年に日蓮宗に改宗している。
体力的に命からがら(^^;下りてくる途中、カミさんが可愛いというこの花。
なんという花だろうか。
自分たちの健康に感謝しつつ、なんとか無事に下りきってたどり着いた茅葺きの中門。
1647年創建。
美しい屋根は広徳寺を想い出す・・・
身体は悲鳴を上げているが、懲りずに稲荷堂にも登り、海を望む。
その後、眺望素晴らしい本院の方から回り込み、いよいよ千年杉へ、、、
こ、これはイイモノ写り込んでるかも・・・ と思ったが、微妙に逆光でした(^^;
高さ約47m、幹周り約15m・・・
なんか観るのは2度目ということもあり、「巨大感」にマヒしつつあるかも・・・
千年杉の実際の樹齢には諸説あるらしい。
同じくらいの大杉がもう1本あったが、台風で倒れたときに樹齢が380年ほどだったことが判明したらしく、この木も500歳以下であるかもしれないとのこと。大きさ的には1000年クラスなのだろう。
400年だろうが1000年だろうが、自分の知らない時代をずっと生きてきたわけで、ご神木でもあり、畏敬の念を持たねばならないのだろうが、親しみと安らぎを感じてしまう。
この木が800歳ほどであれば、日蓮聖人を見守ってきたことになる・・・
カッコいい場所その1:星の井戸
カッコいい場所その2:練行堂(の裏)
そして驚きの雰囲気の仏舎利塔。1969年の建立。
海と青空が似合う。海はちょっと遠いけど(^^;
ここは青空必須。
そこに駐まっていたクルマ(^^;
仏舎利塔からもまた、海が見える・・・
光明真言 壱千萬遍 供養塔。
そのときはあまり深く考えずに撮ってきたが・・・
こういったものが撤去されずに残っていることが、日本らしくあり、素晴らしいと思った。
宗派ごとに方法や表現が違うだけで、本来の目的地は同じはず・・・
日蓮聖人もそう言っていたことを、今回改めて知った。
はねだし品目当てで寄ってみたあずの里だったが、、、
なんと「Qなっつ」発見!
しかし「生」落花生・・・
でも安いし、、、 炒ればいーんでしょ、とカミさん。
食べ比べるため、ふつうの(?)生落花生も購入。
とりあえず、半分くらいずつ炒ってみると・・・ Qなっつ、少し黒くなっちゃったけど、やっぱ甘くて濃くて美味いです。ふつうの方は、もっとまっ黒になっちゃってちょっと失敗(^^;
次こそは・・・
「落花棒」は節操のない産地が並んだ、原材料にこだわったお菓子。最後に市原SAに寄って購入。とっても身体に優しそうな味がします(^^
走行距離は170~180kmほどか。行きがけに市原でガソリンを入れてから帰宅するまで、久々になんとか20km/l 以上を維持し続けた。久しぶりの田舎道ツーリングだった・・・