「ラフ∞絵」展 クリィミーマミっ! 感涙 (T_T) (4/9) |
入口になにかたれ幕・・・ く、クリィミーマミがっっ!! そーだった! 高田明美大先生とその他何人か(スミマセン(^^;)のイラスト展があることを、まったく忘れていたっ!
奇しくもその初日に自動的にその会場に引き寄せられるのは、奇蹟なのか必然なのか、、、 能力?(^^;
かくしてその後もたびたび足を運んで偵察しつつ、ほどよい頃合いの平日である今日、仕事を休んで開場早々はせ参じたのだ。
画集やらグッズやらしこたまあるけど、直筆生原画を拝見したことはないのだ・・・
久々の緊張感・・・
チェンジ・アンド・チャレンジのコーナーのみ撮影自由。高田明美先生のガッチャマンは、ハマりすぎてて「チェンジ」感なし(^^
初日には内覧会があったとのこと、実は昼には先生方がおられたのかもしれない・・・
人が多いとイヤなので日曜(昨日)は避けたのだが、マミのトークショーをやっていて、高田明美先生もサプライズ参加したとのこと・・・ 残念・・・
でも、順路の半分くらいまで進み、どーにもガマンできなくなっていったん高田先生のエリアへワープしたのだが、カラーの原画の衝撃に思わず涙が出てきてしまい拭わざるを得なかったので、人の少ない平日でヨカッタ・・・ まさか自分でも涙出るとは思わなかったんで。これでご本人でもおられた日にゃー・・・(^^;
しかしイイトシのオッサンが、クリィミーマミの絵の前で必死に涙をこらえるって、かなりヤヴァいっす(´д`)
ちなみにもっとも釘付けとなったのは、LD-BOX 2巻目のBOXイラストだった・・・
もちろん「ラフ絵」にも感動するのだが、そのうえにこんなにいろいろ処理されてるんだ、いままで観ている小さな印刷では何も見えていないんだな、と、よく美術館で思うようなことを今さら・・・
この部屋にだったら何時間でも居ることができると確信。見覚えあるイラストのラフ画にも見入ってしまうが、「うる星やつら2」のポスターとか、アニメディア表紙のラフとかにも涙ちょちょ切れ・・・ 欲を言えば、もっと20世紀のパステルばりばりのイラストも観たかった。って、今回は「ラフ絵」なんだってば(^^;
今回、ラフ絵展を前に、今さらながら高田先生の「キャラクターイラストの描き方」を入手、前日にちょっと目を通すと「ラフスケッチ」(下絵)についての考えなどが載っていて、奇しくも予習のようになったのもまた、必然なのだろう・・・ って、↑でLD-BOXの絵って分かったのは「これまでも これからも いつだってクリィミーマミ!」に載ってたからだが、この本にもラフスケッチいっぱい載ってんぢゃん(^^;
自分の真の目的は高田明美先生なのだが、ほか3人の大先生もとんでもないクオリティと密度、そして情報量で、結局まる4時間ほど飲まず食わずトイレも行かず立ちっぱなしだった・・・
事前にもっとも気になっていたのが、大河原邦男先生による、ガンダムテイストのクリィミーマミ。ポストカードを買って手帳の表紙に入れてます(^^;
ネガポジが、最近の高田先生オリジナルより「らしい」のもお気に入り。
(マグカップもあったけど、カップはマミの35周年のものを買ってしまった、、、)
時がたつにつれどんどん気になってくる不思議な絵。最初見たときは良さがまったく分からず、天野喜孝先生作とは思わなかった(^^;
天野先生の作品は、ラフと本チャンの境が分からない(^^;
ラフだとしても十二分に作品として成立しているから、あれ? 自分にも描けるかも・・・ なんて思えてしまったりもするが、、、
それは違う(^^;
異様な存在感のガンダム。
手帳の裏表紙はコレに!
最初、秋本先生の作品とは思いもよらなかった(^^;
ATのクオリティが完璧なこと以上に、恐るべし小道具の緻密な描き込み。
そしてなぜか名称のキャプションだけがこのクオリティ(^^;
ホワイトで修正して赤ボールペン??
でもそれがまた良く・・・
わざとかな(^^;
観るまでは「なぜ秋本治?」って思ってたけど、最初タツノコプロでアニメーターやってて、その頃のつながりでこの4人とのこと。
このコーナーでの仕上がりも、アニメーター出身と聞くとナットク。
共有スペース黒板の、高田先生によるマミ! まさにラフ・・・
永久保存してほしい・・・
ラフについては、仕上げていった結果、意外にラフの方が良かったということが多いと聞き、妙にナットクしている。確かにそうだ、、、
って、1年に1回くらいしか描いてない人間が、何を言うのか! って感じだけど、自分はいつもそう、、、
ちなみに、天野先生のマミの目は、ラフの方が好きだし、展示の絵にもそんなのがあった。
高田先生のマミの絵で、やはりLD-BOXの1巻目、Disc 2の絵の目と手の組みかたも、自分はラフの方が好きだ、、、
自分のようなレベルの人間にとっては、手の届く気がしない完成形を見せられるより、はるかに創作意欲を引き起こされる有意義な空間だった・・・
ありがとうございます。