館山周辺ツーリング・ほぼ洲崎神社(^^;・XZ-10投入 (11/3) |
そしてなぜか、天候もいつもと違った。強烈晴れ男3倍パワーをもってしても、今回ばかりは良い天気とはいえなかった。今年後半は関東は雨ばかりで、例年とは明らかに何かが違っているので仕方ないかもしれないが、前回とは真逆で、基本的に寒さ&雨ベースのツーリングとなった・・・ いくつかのポイントをあきらめつつ、洲崎神社には行こうと決定を下すまでは・・・(^^;
この日、天気予報は恐ろしくハズしてきた。普段よりとても多い行楽客は、行楽日和との予報にダマされたクチだろう、、、 どんより曇って北風が冷たく、防寒のGパン以外2ヶ月前と同じ格好で出発した自分は、市原の待ち合わせ場所までで十分すぎるほど身体を冷やしてしまった。
前日、ワークマンのバイクで使える防寒着などについて情報交換していたので、それを現実化する「何かしら」が働いた気がしないでもないが・・・
写真は第一の休憩ポイント、かなやの「海辺の湯」にて。ここには、帰りにも寄ることとなるのだが。海に浮かぶは去年観に来たチーバくんフェリー!
その後も寒いのでトイレが近く、休憩所として道の駅を渡り歩くことに・・・(^^;
雨がパラつくことはあったが、道の駅 とみうらでは、ついにそれなりの雨に。雨雲が波状的に房総にかかっている。ちょっと店内を見て、雨をやり過ごす。
しかしさっきまで、「絶対ワークマンで防寒具を調達しなければ死んでしまう」と思われた気温は、気候帯が変わったかのように体感的に上がり始めた。
館山周辺なら店はいくらでも・・・ と思ったら予想以上に人が多く、「さがわ」をあきらめ、5ヶ月前も訪れた「渚の駅 たてやま」へ。
が、レストラン大行列で速攻退散(^^;
しかも建物の工事で、さかなクンギャラリーも仮設の縮小展示でガッカリ・・・
これは工事が完了したらぜひとも再訪せねば・・・
すでに道の駅巡りの様相を呈してきた(^^;
観るべきポイントはたくさんあるが、ここまでの移動に費やす時間が多いのと、道の駅とかに寄るとやはり時間は経ってしまうということか。昼にありつけないまま、館山といえば押さえておかねばならぬ木村ピーナッツのソフトを・・・ って、5ヶ月前とだいぶカブってるな(^^;
木村ピーナッツも一時的に客がいっぱいに。そのせいか(?)、巻きがちょっと小さいような(^^;
もちろん美味さに変わりはないが。
で、ランチは2時近くになってしまい、「相浜亭」に絞り410を南下。
ここは17時までやってるのだ。途中、波音食堂には並んでいたが、相浜亭は席が空いていた。メニューはどれも魅力的だったが、全部入り的な「はらいっぺぇ定食」、1000円を3人とも。
天ぷら、刺身、煮魚、全部美味い!! 別なメニューも食べたいです、、、
昼食って3時近く(^^; 食事中にかなり本格的な通り雨があったようだ。結局、走行中に雨で困るようなことは一切なかったのだから、大したものなのかもしれない。
で、結局ここからが今回の本番(^^; 安房神社、洲宮神社の参拝、赤山地下壕跡の見学をあきらめ、目的地を道の駅 南房パラダイスと洲崎神社に絞る。
海沿いを走りながら、晴れつつある海と空と対岸の景色に目を奪われ、思わず途中停車。今回、ツーリング初投入のカメラ、XZ-10の電源を入れつつ、メットも脱がず海岸へ走る。
コレ、裏面照射CMOSのクセに暗い部分で粘らず(設定次第かもしれないが)、自分好みの絵が出てくる・・・
普段の携行や、特にツーリングではこのくらいの小ささがやはり有利。
写真は大島。
ちょうどイイケースも見つけたので、ベルトに通していつでもシャッターを切れるようにした。もっともそのせいで腰から冷気を服の中に取り込んでしまい、より寒かったということもあるかも、、、
南房パラダイスは5ヶ月前からは想像もできない盛況ぶり・・・ テレビの威力?
そしてついに念願の洲崎神社の浜鳥居と御神石を拝むことができた・・・
ありがたい。
すでに4時頃。海岸が良い雰囲気に・・・
逆光では見た目以上にマックロになるが、これはコレで良いような・・・
ちょっとオリンパスのカタログっぽいような・・・
なんて、突っ込みどころ満載の写真だろうけど(^^;
どんどん見え始める青空・・・ これまでの天気はなんだったのか?
ふと、鹿島神宮ではいつもどんよりしていてスゴく寒いイメージなのと結び付く・・・ ここに来て今日初めて、ワクワクしていた。
せっかくなので本殿の方にも参ろうぞ、と、展望にも期待して洲崎神社へ移動。メンバーの一人、古武術の師範が階段で全力坂に挑戦するも2/3ほどで玉砕(^^;
はたして、登りきったその先には、今回あきらめかけていた絶景のプレゼント・・・
自分の中の仮定は、確信に変わっていた。もちろん、神がすることではない。自分の「想い」なのだろう。
ここへ来て、来れて良かった・・・ 神田明神でハッキリと感じるような感覚こそないが、富士見鳥居の目の前の景色が、その変化がすべてを顕している。今日は、この時間にここに来るために走ってきたのか? いや、違う。あらゆる状況と選択の末、この結果にたどり着いたのだ。ただ、ここは、息栖神社と同じように自分を迎えてくれる聖地なのだろう・・・
日の入りまで20分ほどある・・・ ここを下りて海沿いの公園に移動するか・・・ するならすぐ行かねば。と、荘厳な本殿に惹かれつつ階段を下りようとしたそのとき、強烈なオレンジの陽が差し始めた!
すぐさま予定を覆し、富士見鳥居に駆け足で戻る。ワクワクが最高潮に達するが、ほかの2人から見たら浮いていたかもしれない(^^;
しかし、今このタイミングでここに居ることができて、雲の割れ目からひとときの夕陽のプレゼントという奇跡・・・
ここまでのモヤモヤが帳消しに。
でもやっぱり、シアワセそーだな~、、、 のヤロー・ツーショット(^^;
そして再び太陽は雲に隠れるも、日の入りの16:44まであと10分チョイ。
もうそれまできっちり見送り、それを締めとすることにした。
そしてあと6分というころ、雲の下からの日の出が!
肉眼で見る夕陽の光、色、形、最高でした・・・
当初の予定では、もっと天気は良いハズで、あわよくば各所から富士山を望む、とか思いつつ叶わなかったワケだが、もう十分です。ありがとうございました。洲崎大明神さま・・・
そして自分たち。
さすがに真の日の入りは見えなかったが、雲の織りなす不思議な模様に、しばらくは釘付けだった。
結局、まだこんなに南で5時に(^^;
それでも心配した寒さはどこへやら。カッパを着るとむしろ暑いほど。
温泉を、人でゴミゴミしていないことを期待して、往きに立ち寄った海辺の湯に設定して金谷まで北上。真っ暗な海を見ながら走るのは、何か懐かしい感覚でこれまたワクワクできたが、それも終わるといつもの、何度走っても苦痛な帰路となる・・・ それでも心配した寒さはなく、良かったが。
海辺の湯は3人ならひとり750円で入浴できる。規模は小さいが、この場所で7時を過ぎればどんどん空いていき快適・・・
風呂上がりにもうひとっ走り、木更津の、なぜかサイゼリヤを目指す。はらいっぺぇ定食で腹いっぱいなので、恒例のビッグボーイは敬遠(^^;
今回、いつものようなツーリングらしいことをほとんどしていないのに、解散は10時半に(^^;
ひとりは東京なので高速だが、千葉組は下でひた走り(最後の最大の試練)、なんとかその日のうちに無事帰還。
やはり、南端まで行くのは、高速を使わないと距離があり過ぎ(250km超え)ということだ・・・ 次は気を付けよう。さすがに深夜の走行は寒かったが、それでもカッパを着れば耐えられた。
さて、今回の初投入は3つ。ホムセン箱、XZ-10、そしてスーパーナットのバッテリー。
どれも優秀だったが、ホムセン箱の便利さは予想以上だった・・・ 何でも放り込める収納性は、ずぼらな人には必須・・・ 雨の中の駐車でも威力を発揮。
ただ、旅先でもフタが取れて落ちたので、急ぎタイラップなどで固定しようと思う。