千葉 久留里城 ~ 太東崎灯台 房総ツーリング (5/23) |
今回もAM9時に市原SA付近で落ち合う。
使うまでもないのだが、極度の方向音痴ゆえスマホのYahoo!カーナビを使うも、なぜか目的地の裏手の道が設定されており、ワケ分からん遠回りをした上、小湊鐵道の踏切で待たされ多少遅れる始末(^^;
Yahoo!カーナビでは以前、クルマでもする必要のない渋滞回避の連続で結果、どんどん到着時刻が増えていくのを経験しているし、このままでは使い続けられないと思っている、、、
さて、今回も小湊鐵道と戯れながら南下、久留里城を目指す・・・ ものの、前回もそうだがビックリするくらい列車を見ることがない(^^;
久留里線とも戯れるものの、こちらもノーヒットで目的地、久留里城址に到着。
ひとりではそれなりに列車を撮影できるんだが(^^;
駐車場からレプリカ(?)の天守までの遊歩道がけっこう山深いようなので訪れてみたが、はたして、予想以上に「山」であり鋸山に続きまたしても「登山部」の体を成してしまった(^^;
標高は大したことないし、登山というほどではないのだが、「自然なままの感じ」がまさにディープな林道のそれで、日本寺や佐倉を、それどころか十和田神社にも匹敵する「自己責任感」漂う小径、階段の連続(^^;
写真だと全然伝えられないのがストレスだが、階段の勾配なんて、下りていくことは考えたくないほど。手すりすらないところがほとんどだし(^^;
季節柄生い茂った草木は、かがまないとくぐれないほど進路を阻む。
気分はトトロ(^^;
堀切の跡地などは倒木で覆われているし、道の端でもいつ崩れてもおかしくないといった個所がいくつか。
「寄りかからないでください」と書かれた柵もある。そこは柵があるだけマシなのだが(^^;
でも、危険だから・・・ というのではなく、それほど良い感じの自然を味わえる、癒やされる場所なのだ(^^
そして整備された歩道に合流。鉄筋コンクリートの天守に到着。いつも思う、なぜ鉄筋??
入っても仕方ないか、、、 と思いつつも3Fまで上がって景色を眺めれば、そんな気持ちも吹き飛ぶ気持ちよさ!
標高は低いものの、山深いなぁ・・・ と感慨にふける。
天守を出て、整備された歩道に向かう途中に展望スペースとわが愛しのピースポール(^^
そうだ、説明は要らない。そこにたたずんでいてくれれば、それでいい・・・
久留里城、駐車場までの帰路は舗装された情緒皆無の坂道を通り、あっという間にバイクに到着。
予想以上に時間を使ってしまったので、亀山湖はあきらめ、一気にいすみの女良食堂を目指すことに。
ただし、列車との遭遇に期待しつついすみ線沿いに太平洋を目指す。
こんなとこで鉄道写真が撮れたらなぁ、と少しねばるも何も来ない(^^;
ところが、その先で道路上に車を停めてカメラを構える若者たち発見!
これはもしや、おこぼれちょうだい(?)とバイクを降りると列車到来。焦ってピントが花に(^^;
ろくな写真が撮れず、眼下を通過していくいすみ線、、、 黄色くないすけど。
キハ28+キハ52の「観光急行列車」とやら?
オレンジはキハ20じゃないんだ。。。
ちゅーか、朝、市原の踏切で見た車輌って、同じ組み合わせの2輛だったと思うんだが、、、
その先のまた絵になりそうな鉄橋で待ち伏せ(^^;
待ち伏せてもロクな写真は撮れない。鉄道写真は一日にしてならず、、、
ちなみにこの鉄橋には魚釣りするムーミンのオブジェが・・・ 魚は見えないなぁ。
1時を回り、昼の混雑を外して落ち着いた雰囲気の女良食堂に。
名物らしき「波の伊八めし」、1050円。
なめろう、美味い。魚フライ、美味い!
もう動きたくない。ビール欲しい(^^;
あとは消化試合で・・・ と向かった先、太東崎灯台。ここもここも小高い山の上といった感じなのだが、予想もしなかった素晴らしい景観が眼前に!
この感覚、「なんだろう・・・」。
今まで観てきた千葉の海と何が違うんだろう・・・
またもや、コンデジでは感動を捉えきれずストレスが、、、
(Photoshopの自動補正に頼っちゃいました。)
目の前いっぱいに、ほぼ何もない海が、水平線がまーるく拡がる・・・
そう、余計なものが何もないのだ。
そしてここでも、どーだ、聞かんかい!っていう勢いのウグイスの声(^^
地元のおじさん(素性は不明(^^; NPOの方かも・・・)に少しお話を伺うことができた。
よくロケに使われているらしく、先日は某大人数アイドルGr.が訪れていたとか・・・ でも、今まで見た芸能人の中でずば抜けてキレイだったのは、映画『振り子』のロケで来ていた小西真奈美さんだそうです(^^
そして、その方はこう力説します・・・ 「千葉の中でここが一番景色が良い!」と。
そうか、そうだな、と妙に同感。
毎回、何かしら穴場の発見はあるが、今回の太東崎が今までではベストだ。
クルマはけっこう停まっているのに、静かなのもイイ!
視線をずらすと、きれいな砂浜・・・ その波音がハッキリしすぎて耳を疑うほど、心地好く響いてくる。
この後、初めて通行料を支払って九十九里有料道路を走ってみたが、ほぼ単なる時短道路だった(^^;
そして片貝海水浴場で太平洋を臨むも、太東崎での海と比べたら「ふつうの海」で、慰めて(?)際限なく戯れてくれる大好きなツバメに癒やされるのみで(それで十分だが・・・)今回のツーリングは終了。(でもツバメちゃんが自分の顔のそば50cmくらいのところを何度も飛び交ってくれるのは大感動・・・ でもコンデジではまったく捉えられず、、、 ちなみに、海の違いは視点の高さの違いからくる「青さ」の違いもあるのだろう。)
今回は首も病んでいたので、皆と一緒に東金から千葉東金自動車道に乗り、ストレスの高速巡航に耐え、幕張PAにあっという間に到着。ここでお茶をして明るいうちに解散。
今回の走行距離約188km。旅費としては3000円ほどだろうか。今回もみな無事に帰還できて何より(^^
先日のオイル交換の効果もバッチリだった。あんまり気持ちよく回るので、パッカンパッカン開けてしまって危険なくらいだったので、自主規制(^^;
首と頭は、重いヘルメットを被ってGや振動にさらされても大して痛くならないのになぁ、、、 やはり人生、なるべく感動で満たさなければ、、、
今回は「波の伊八」スルーだし、、、 次回はちょっと文化的要素を取り入れ、大人の修学旅行風を目指そうか・・・