こんなに染まるの? マックヘナハイブリッド ディープブラウン |
10年以上前にヘナを少しの間使ってみたが、かかる手間と時間の割に期待したようには染まらず、その他の身体に優しい毛染めも物色してきたが、トリートメントタイプなどは意外に扱いづらいうえ染まらないので、結局化学染料系に戻ってしまう。
しかしすさまじい剛毛テンパだったのが、最近分け目あたりの毛が薄くなってきている気がする(根元が白いとそう見えるのかもしれないが)し、頭皮はいつも赤いし、やはり「自然派」に変えるか、染めること自体を諦めなければと思っていた。
なかなか思うように良い製品に巡り逢えなかったが、頭蓋骨さえ染まるという噂の化学染料系白髪染めと一刻も早くおさらばしなければ、と先日、自然食品・自然化粧品の店で見繕い、簡単そうだし、と買ってみたのが「マックヘナハイブリッド ディープブラウン」(株式会社マックプランニング)。
これがどうしてか思いのほか良く染まった。昔ヘナを使ったときの印象とまったく違うのはなぜなんだろう・・・
製品には100%天然のマックヘナパウダーと専用リンスが真ん中で分かれてひとつの袋に入ったものと、ナイロン手袋が入っているだけ。塗るためのブラシ(ハケ)は、必要であれば自分で用意する。
最初に洗髪してタオルドライしておくひと手間はあるが、マックヘナハイブリッド自体の使い方は超簡単。
袋をお湯で温めた後、間の仕切りを破ってパウダーとリンスを袋内で混ぜ合わせ、どろどろのペーストを作る。
ちょっと温かい泥のようなペーストを、袋の角を切りそこからムニムニひねり出しながら髪に塗っていく。これが「塗る」というより「のっける」感じ。もともとセミロング1回分くらいの量なので、男の自分には大量。もったいないので全部塗る勢いだと、「頭にのっける」(根元には「埋め込む」?)といった感じに(^^;
この作業が、ヘナの草っぽい自然の匂いと泥のような手触りに感化され、まるで泥遊びをしているようでなんだかどんどん楽しく、ハイテンション(ヤケクソ?(^^;)になっていく・・・
すべてのっけ終わったらラップでくるんで、ドライヤーで数分熱する。その後30分ほど放置して、シャンプー。
(通常、ヘナはシャンプーを使わず洗うようだが、これはシャンプーして良いようだ。)
今回、塗り始めから洗い始めまで通しで60分ほどかけたが、テンションが上がってたからかあまり苦にならなかった。
洗髪は塗った量もあってか、なかなかペーストが落ちなかったが、お湯洗いメインでシャンプーは控えめにした。
化学染料のときは4回はシャンプーしていたが、それでも翌日は頭をかくと爪の間が黒くなった。マックヘナハイブリッドでは、ヘナ独特の匂いは残るが、爪が黒くなることはなかった。
ただし、コールドクリームを塗るとか対策をしなかった額は多少赤くかぶれたが、日田天領水ヒタヒタ(^^; で翌日には解消。
昔のヘナの印象から、初回の染まりには期待していなかったのに、根元までかなりしっかり色が入っていたのは驚き。
さらに驚くべきはそのトリートメント力(?)で、一週間経っても髪にハリがありツヤツヤしている。ただし、濡れると分かるが、草のようなヘナの匂いもいまだほのかに残る(^^;
自分は現在、基本的に無添加シャンプーのみを使いトリートメントなどは一切していないので、この効果はありがたい。冬の乾燥とともに激増したフケもなぜか激減。
今まではリスク(命?)と引き換えに行っていた白髪染めを、こんなにいいことずくめで出来てしまっていいのか?
と疑問すら感じてしまう。昔使ったヘナとの違いは何なのかは結局分からないが、次からもこれを使うだろう。
(もしかして、普段も染める直前も無添加シャンプーを使用していることが、染まりを良くしているのかもしれない。)
ただ、髪を切った後などは、ますますマックヘナハイブリッドの1回分は多すぎてヤケクソに盛るしかなくなるので、「ショート1回分」の小分けにしてもらえないだろうか(^^;
また、生え際などに塗るためには、やはり別途、ハケを用意した方が良いようだ。
2/1追記) その後、ちょっと色が落ちてきたのと、伸びた根元を染め足すためにマックヘナハイブリッドの1回分はもったいないので、粉だけの「マックヘナ」のナチュラルブラウンを使ってみた。(本当はナチュラルダークブラウンを使いたいのだが、なぜかこの色だけ2回、同様の工程を経なければいけなく、時間が単純に倍かかるのだ・・・ さすがに倍はムリ(^^;)
粉のみの場合、きっちりと封をしておけば何回かに分けて使えるから短い髪ではかなり経済的。しかし、量をケチりすぎ、塗り込み方も「ヒャッハー!感」に欠けたからか、結果的に思ったように染めることはできなかった。
さらにしばらくして、ならばやはりハイブリッドのディープブラウンで惜しみなくヒャッハー!しようとリベンジを試みるも、なぜかまたしても染まりがイマイチ・・・ (染まってはいるが、初回のインパクトが、、、)
このときの考え得る失敗の原因をいくつかピックアップしてみた上で、また1週間ほどして今度はマックヘナでのリベンジ(^^;
結果は、「マックヘナのナチュラルブラウンでもけっこう染まるんぢゃん(^^」。
(なんか、こんだけ立て続けにやってりゃ、そりゃ染まる気もするが(^^; しかし化学染料系では短期間に何回もやる気にはなれない、、、)
で、今回、2回の失敗の経験を踏まえて気を付けたのは以下の6点。
・シャンプーは浄水を使用。(←あまり関係なさそう・・・ 8/10追記)
・ヘナをお湯で溶く場合は、それも浄水で。(←これも関係なさそう・・・ 8/10追記)
・タオルドライはけっこうしっかりと。(←最近そんなに「しっかり」とはやっていない(^^; 8/10追記)
・とにかくてんこ盛る。根元に押し込む(^^;
・ラップ後のドライヤー加温はちゃんと5分以上。
・塗り終わって加温も終わってから40分以上は放置。
と、この中の何が効いているかは分からないが、次回の参考として・・・ 今回、塗り始めから1時間20分以上放置している気が・・・ 結局ちょっとした加減(特に塗る量と放置時間)で染まり具合が大きく変化してしまうのは化学染料系でも同じことだ。
8/10追記) 2日前に、また「マックヘナ」のナチュラルブラウンを使った。やはり、「マックヘナハイブリッド」では、自分の「男頭」には量が多すぎるので、最近はよく、粉のマックヘナを使っている。ほぼ同価格で、自分の頭では2~3回使えてとってもお得なのだ。今回は久々にかなり黒く染まったので追記。(「ナチュラルブラウン」なのに(^^;)
上にいろいろ書いたが、今回、今までと違ったのは「盛る量」と「放置時間」、そして「気温」だろうか、、、
シャンプーも粉を溶くのも「辛くて飲めない塩素バリバリ水道水」を使っている(^^;
ただし、気温が高いのでお湯がスゴく熱く感じる。粉の量は、2回使用では余すほどなのだが、ケチらずてんこ盛りヒャッハー!に。もはや気分は左官屋さんだ。
そして暑すぎて加温は5分もしないが、寝かしている間ラップから汗がたらーっ(^^;
寝かした時間は盛り終えて1時間以上。結果、まれに見る黒さとなった。
上の方に、マックヘナハイブリッドでは翌日、「爪の間が黒くならない」と書いているが、マックヘナだからか、季節柄汗をかくからか、最近は翌日、爪まっ黒(^^; そうなりたくないので、思い切ってシャンプーは3回もしちゃってるのに・・・ ちなみに翌日の一発目のシャンプーの泡も、青い。(インディゴか。)
自分のような髪のボリュームでは、ハイブリッドを使う必要はないかもしれない。ムニムニヒャッハー!感はハイブリッドの方が高いけど・・・
※後日談) ダイソーのヘナで茶髪に(^^; → マックヘナハイブリッドで修正
※後日談2) マックヘナで緑に・・・ → その場でマックヘナやり直し(^^;
2017/11/19追記)マックヘナで失敗を繰り返したのも原因だが、当分マックヘナおよびマックヘナハイブリッドの使用を控えようと思う、、、
最近、頭頂部付近の髪が減りつつあること(髪の赤ちゃん=産毛が少ない)を床屋さんで指摘され、原因として、固まったマックヘナをボリボリ洗い落とすときのことが思い浮かんでしまったからだ。
このことが原因と確定はできないが、ことがコトだけに疑わしきは排除せざるを得ない(^^;
染めること自体を放棄すれば良いのだが、白髪が増えてくる(染めが落ちてくる)と、なぜか頭がかゆくなったりフケが増えたり髪にコシがなくなったりするのだ・・・ たとえ化学染料系であっても、染めると改善する。(悪化しそうなものだが・・・) その理由については何となく理解しているので、いずれ別な機会に記すとする・・・
2019/2/17追記)ようやくヘナ以外で良いモノを見つけた。花王のRerise(リライズ)、現在はこれを継続使用中。
黒髪が本来持っている色素「メラニン」のもとだけで染めるという画期的なモノで、着色成分は100%天然由来。しかも風呂でシャンプーのあと、塗って5分待って流すだけ、というのが今までのどれよりお手軽。しかもかなり良く染まるだけでなく、染まりかたがとても自然・・・
色が黒(リ・ブラック)か灰(グレーアレンジ)の2択なので、色で遊びたい女性は使えないかもしれないが、自分にとっては今のところ最後の選択肢かな、と思っている。(リ・ブラックのまとまり仕上げを使用中。)
もう染めない! という選択肢もあったが、染めないとどーしても、なぜかハゲ散らかしているように見えてしまうのだ、、、 ふにゃへにゃになる白髪を染めるとコシがでてまとめやすくなる、というのもこれまで同様。
染める頻度はちょっとだけ多くなるし、価格も高めなうえ、店舗では基本定価ではあるが、ネットショップでポイントをゲットしつつ当面はコレを使っていこうと思っている。
2019/8/15追記)めまぐるしく状況が変わっていくのは21世紀だからか?(^^;
Rerise(リライズ)の細かなレビューを書かずして、その使用も中止してしまった。何に反応しているかハッキリしないが、髪の生え際を中心にアレルギー反応らしきものが出てしまい、その原因を絶とうと洗顔フォームを無添加に替え、激増中のフケを抑えようとシャンプー難民となり、アトピコ、ベビーシャンプーまで使ってみたが解決に至らず、、、
とりあえず行き着いた先は、オクトセラピエ 薬用スキンケアシャンプーと、利尻ヘアカラートリートメント(使用感を別途記載)。トリートメントは染まらないし色落ちするという思い込みがあったが、リライズの使用でそれを払拭できたかもしれない。
リライズの使い勝手は最高だったので残念だが、アレルギーみたいな反応はいったん起きると厄介だということを痛感した・・・ 現在症状が軽減しているので、これらの使用をしばらくは継続していくつもり・・・ 時代の流れは「染めない」だと思うが(^^;
2020/8/21追記)結局カラートリートメント難民となり、現在使っている白髪染めは「テンスター カラートリートメント <ダークブラウン>」だ。250gのボリュームで1500円を切るので、週2ペースで使っても長持ちでかなり経済的。染めたそばからすぐ落ちていくのはカラートリートメントの宿命と割り切り、頭皮や額などのダメージがなるべく少なく、それなりによく染まり、そして安いという条件で行き着いた。
風呂でシャンプー後にカラートリートメント用のくしで頭皮に付かないように塗ったくり、5~10分放置してよく洗い流すだけ。3日目くらいからの色落ちは激しいが、やはりラクだし安いので、昨秋あたりから使い続けている。
ダークブラウンは染まりはよいが赤みが強いので、たまにチャコールブラウンで色を整えるのがイイかも。
ヘナが「トリートメント成分」として入っている。汗をかくとやはり肌が反応するが、もはやコレのせいか、シャンプー、トリートメントのせいか分からず(^^;
シャンプー難民は、もはやライフワーク化しつつある(^^; アレルギースイッチが入ってしまったのは、やはり都会の環境のせいか、、、