ハイパフォーマンスインイヤーヘッドホン AKG K315 |
joshinweb でクーポンを組み合わせたら、2800円で購入できた。(VAIOのおかげでプラチナステージなので、特別なクーポンもあるのです、、、)
なぜ悩むかというと、自分の耳、イコール「耳の穴」がでかすぎて(こんな感じ)、今や主流の耳の穴にぷにぷにゴムを突っ込むカナルタイプ(密閉型)のイヤホンがまともに使えないからだ。結果、オープンエアタイプを使うことになるのだが、それも必ずスポンジのカバーを装着しなければ、耳にまったくフィットしないのだ。(K315はスポンジ(イヤパッド)付属)
以前はパナソニックの製品に実売2000円ほどのお気に入りがあったのだが、もはや同型はおろかオープンエアタイプ自体が斜陽で、選択の余地は少ない、、、 そもそもヘッドホンってやつは、数千円の商品群では価格とはまったく関係なく性能差があり過ぎだと思う。(好みの問題が大きいかもしれないが・・・)
このK315については、視聴もせずに買ったが正解だった。AKGらしい(K404しか知らんが(^^;)、気分が楽しくなるような音作りだ。モニターヘッドフォン YAMAHA RH5MA と比べたら解像感は劣るが、沈んでまったく聞こえなくなってしまう音は少ないと思う。自分はこもった音も、シャリシャリした音も嫌いなので、中音域をリアルに再現してくれるK315の音は好きだ。音圧が高いという表現が妥当か分からないが、ボリュームを下げても音が沈み込むことはなく、小さい音でも満足できる。(112dB/mW)
RH5MA のような、「今まで聞こえなかった音がたくさん聞こえる!」というほどの感動(?面白さ、かな(^^;)はないが、価格以上の満足感はある。オープンエアのヘッドホンで満足できるのは相当久しぶりなことで、家の中でもこれを使うことが多くなっている。
パッケージは不必要に凝っている。フタにマグネットまで付いてる。そのくせポッキーの箱みたくフタを切り取って開けなければならない(^^; しかも上下とも。
キャリングケースはけっこう便利。クッション性も備えている。
音のキャラクター以外にも、「センスは良いがチープな作り」がヨーロッパっぽい。
めったに使わないボリュームは、とても動きやすく、下がっているのに気付かないことも、、、
いずれ起きるであろう接点の劣化も気になる、、、
K404のグレーのコードもひどかったが、K315のストレートプラグもひどい(^^;
質感と、この飛び出し様・・・
そんな不満点もなんとなく可愛く思えてしまう雰囲気が、AKG製品にはあると思う。
オープンエア型が絶滅寸前の今、この製品もいずれ無くなってしまうのだろうか・・・
マウスのMX518の後悔を繰り返さないために、買い置きしておくべきだろうか(^^;