浪切不動院 (不動院長勝寺) ~本須賀海水浴場 (10/17) |
ツーリングマップルを眺めていると、「浪切不動院:奈良時代から断崖に建つ本堂」とあった。おそらく通りがかりに見たことはある。
不動院長勝寺は成東駅の近くにあり、だまって126号線を走っていれば見えるのだが、久々に直前で迷ってしまった。
ちなみに千葉界隈で357号線から126号線に入るときも迷った(^^; どうも千葉の標識は方向音痴に優しくない。
迷わなければ、下で1時間ちょいで到着できる。
写真の仁王門は昭和30年の建立。
こちらが、1618年頃の建立ではないかといわれる本堂。
幾度かの改修を受け、さらに昭和49年の集中豪雨の被害により基礎部の復旧工事を行い、現在に至っている。
寺自体は731年に行基によって開基され、平安初期に弘法大師により現在の地に移されたとされる。
真言宗智山派。ご本尊は不動明王。
境内は広くはないが、弘法大師縁のものがたくさんあり、バラエティに富んでいる。
また、至るところ不思議な穴の開いた岩で溢れている。このような穴を「ポットホール」というのだろうか、、、
と思ったら、どうも溶岩かもしれず・・・
岩自体良く分からない上に、これまであのような、丸く小さい穴は「盃状穴」なのではないかと浅はかな勘違いをしていたらしく、恥ずかしい限り・・・
本堂を支える柱が、とてもいい感じ。しかし、傷みすぎてはまずいだろうし、やはりその維持は大変そうだ・・・
本堂の回廊に到着。
途中、観音堂があり、そこに安置される金色の仏像群は圧巻だった。
至るところに新旧さまざまなものが混在するが、皆センス良く、ありがたみを感じ、感謝しきり。
そしてこの本堂の雰囲気も良いが、ここからの眺めが爽快。
日曜の昼時、誰もいない。なんという贅沢・・・
見下ろせば仁王門と四国八十八ヶ所巡りが。
高所恐怖症には「絶妙な高さ」かもしれない(^^;
高い建物がないからこその眺め。
ここからちょちょいっと県道121号線で海を目指す。
さすがに迷いようもなく、行き着く先は本須賀海水浴場。
ただし、欲かいてもっと良い場所ないか? と片貝まで行くも、人が増え駐車場も有料で戻ってきた(;´_`;)
サーファーと・・・ 馬!?
近くの乗馬教室の一行か・・・
鉄馬で加わりたい欲求を抑え、人気の少ない砂浜でおにぎり食って読書して、砂浜の波音って途切れなしだと当たり前のことに感動し、夕方の渋滞前にスイスイと帰ってきました。
走行距離は160kmほど。
こうなると、自分の中で混同していた館山の崖観音(大福寺)も行ってみたくなる・・・
こちらも同年代に行基により開かれ、真言宗智山派。ただし崖の上にあるのは観音堂とのこと。
お寺も海も、とてもありがたいものなんだなぁ・・・ あ、バイクも(^^