”陶板で”西洋名画を楽しむ! (八重洲地下街) |
かなりおおがかりな展示ブースが組まれているのは知っていたが、昨日、ようやく観てきた。
地下街の3つの会場に、西洋名画が59点展示されている。ピカソ、モネ、ゴッホ、ルノワール・・・
期間は9/9~9/29、10:00~20:00、展示ブースに仕切りはなく、観覧無料。
八重洲中央口から出てすぐのメイン・アベニュー第1会場。
ここには先ず、ピカソの絵が連なる(14点)。
こんなに手軽に、一人の作家の絵をかなりの量一度に鑑賞できるのは、普段美術館に足の向かない(要はそれほど興味のない(^^;)自分のような人間にはとても良い機会だ。
ただしこれらの名画、何の覆いもなく無造作に掛けられている。
質感もツルツルしていて当然レプリカなのだろうが、印刷だろうか?
しかし、センタースポット第3会場で、ゴッホの絵の表面に絵の具の凹凸が認められる。
かなり凝ったレプリカなのか、レプリカの何たるかも知らないので判断しようもなく、、、
「陶板で」というこのイベント、「陶板名画」というもので構成されているらしい。
陶板名画を作っているのは、本イベントの協力:「大塚オーミ陶業株式会社」。
大塚オーミ陶業株式会社では「セラモアート」と呼ぶこの陶板名画、陶磁器で大型製品を制作する技術の上に成り立っている。
「半永久的な耐久性で作品を鮮やかに、メンテナンスフリーも魅力」とのこと。
その工程はフィルムから印刷したものを転写してレタッチして焼成する(かなり端折ってます・・・)もの。
この「レタッチ」で絵の具の凹凸は再現されたのだろうか。
昨日は帰りがけで時間もなく、最も観たいイーストスポット第2会場を観なかった。
次は「陶板名画」であることも意識してゆっくり観たいと思う。