バリアフリーって・・・ 東京駅のバリアフリー その1 |
それから何となく、「この街はどれだけお年寄りなどに冷たいか」という基準で街の造りを見るようになったのだが、その後自分がギックリ腰寸前で通常の半分の速度でしか歩行できなくなった際、カミさんが半月板の手術をしてしばらく松葉杖をついていた際、昨年自分がバイクで事故って歩行に支障が出た際、と時を重ね、ますますそういう見方が増長され、ついにバリアフリーに関する興味を抑えられなくなった。
普段利用している東京駅、最近はよく京葉線のホームでエレベータ待ちをする車イスを見かけるようになった。
京葉線のエレベータは、若いバリバリ体力ありそうな漢から、ふつうのオバさんまで、電車のドアが開くとエレベータに猛ダッシュする「ナニコレ!?珍百景」が拝め、朝からラッシュで下がったテンションをさらに下げてくれるのだが、そういったモラル的な悲しい話はさておき、東京駅のバリアフリーは駅自体が古く改築を重ねているからか、けっこう不便そうなのだ。
とりあえず、百聞は一見にしかず、と、駅構内図の印刷物をゲットしようと駅員さんに聞いてみた。
すると、現在そこかしこで工事中なので、構内図を作れない(つまり無い)、とのこと。
2013年まで作らないんでしょーか(^^;
で、なにが不便か(不便そうか)と言うと、東京駅構内はやたら微妙に違う床の高さで構成されているため、いたる所に数段の階段やスロープが存在するのだ。
例えば京葉線から他の在来線に乗り換えるとき、山手線や中央線などは京葉線の連絡通路から一番近い、南通路にエレベータが存在するのだが、手前に階段があって行かれない。
そこに降りるためには、新幹線南乗換口をかわし、中央通路側の「車椅子スロープ」まで行って降りてから、Uターンして南通路まで戻らねばならない。
それでもちょっと離れてはいるが、スロープがあるだけマシなのかもしれないが、それでは1階の駅構内(在来線)の車椅子用トイレはどこかと言うと、南通路の一番端、丸の内南口改札付近にしか無いのだ。
丸の内北口付近にもあるが、それは改札の外だ。
また、エレベータについて言うなら、東海道本線特急(9・10番線)のみエレベータが中央通路にあるのだが、グランスタなどの地下1階に降りられるエレベータはこれのみのようなのだ。 が、そのことは駅構内図に記されていないようなのだ、、、
1階と地下1階を重ねて見て、初めて分かるのだが、どこか別に記されているのだろうか、、、
そうやって見始めると、この駅構内図、まるでロールプレイングゲームのマップよろしく、謎解きに満ちている(^^;
地下総武線へはどうやって行くのだろう、という疑問が・・・
すると丸の内北口改札外の交番横に孤立したエレベータを発見。
しかもこの後、ホームまでの複数のエレベータの乗り継ぎが難解。 これはなんと、このエレベータの入り口に「エレベータのご案内」が貼ってある・・・ 改札外だ。
構内やHPなどに、分かるインフォメーションはあるのだろうか。
(※)5/27訂正:改札内地下1階で、総武線ホームへのエレベータと、中央通路のエレベータは、グランスタを介して行き来できることが分かった。
丸の内地下北口エレベータの案内図↓
京葉線からの1本道の連絡通路、車椅子の方には必ず駅員が同伴しているのが不思議だったが、今日ある程度構内を探検してみて、その理由が分かった気がする。
そしてこんな時に出逢った「車いすの旅人が行く!」(木島英登)という本。 この本についてはまた、読み終わるころに書くとして、とても良いタイミングで手にすることができた。
JRに対して東京メトロはいろいろな情報を分かりやすく提供するのが得意なようだ。
構内図に当然のようにバリアフリー経路が示されている。 しかし、携帯サイトで表示すると、構内図はおろか地図に出口位置すら表示されない。
コンテンツが多すぎてなかなか追い付かないのが現状だろうか。
だとしたら、自分に何か、微力ながらできることはないだろうか。 というのはお節介なのだろうか。
バリアフリーに限らず、階段が辛い状態の人は、うまくエスカレータにたどり着けるのだろうか。
先ずはその辺りも調べてみないと、、、
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