再びの秋川をたどり広徳寺へ 念願のイチョウ黄葉・紅葉 (11/23) |
途中、拝島駅からの富士山。
秋川では手前の山が大きくなり、てっぺんしか見えなくなる。
午後一で秋川から武蔵五日市へ移動。武蔵五日市では駅を降り立った時点で目の前の山々に感動。昔こっちに住んでいたことを想うと、当時当たり前のことが今、当たり前でなくなっていることに愕然とする。
秋川の澄んだ水を見ながら、広徳寺を目指す。
首元に飛び込んだ虫(不明・・・)をつかみはらうと緑の液体が・・・ おわ!(^^; というのもご愛敬。だんだん川の水音と鳥の声以外聞こえなくなっていく・・・
歩みを速めれば汗がにじむほどの陽気の中、こんな景色を眺めつつヤキソバにビール。なんという贅沢な空間。
右の山、木のてっぺんには大きな白い鳥たちの巣?
何羽もの白い鳥たちが橋から山の上までを優雅に羽ばたいている。
シラサギだろうか。こんなにたくさんいるのは初めて見た。
しばらく歩き、小山を登ると広徳寺。
いきなりの朱色に息をのむ。
やはりここは紅葉の名所だったんだ。山門を臨んでさらに実感する。
2回目に訪れた時の願いを果たせて良かった。
しかし、こんなに人がいるとは予想外。それでも都心の紅葉スポットと比べれば、人は多いとは言えない・・・
一枚目の富士山とこの山門はDSC-HX5Vによる。やはり明るく写るが薄っぺらい色味になってしまう、、、
今回はほとんどの写真が、ちゃんと(?)E-510による。ただし重いの避けて、キットレンズのしょぼい、もとい、軽い14-42mm装着。
屋根は、最初に訪れた時に抱いた期待を裏切らず、今回もまた新しい表情を見せてくれた。
しかし、冬なのに新緑みたいですけど、、、(^^;
山門をくぐると、その黄葉を最も見てみたかった2本の巨大なイチョウ。
見上げるとどこまでも続く黄葉に吸い込まれそう。
もう、期待どおり、というか期待以上に圧巻だ。
ただ、気温の推移がおかしかったからか、葉っぱの一枚一枚はあまりキレイではない。
本堂の屋根もイイ感じに緑付き。
鐘楼からイチョウを臨む。
本堂裏も屋根、紅葉ともにキレイ。
左にチラリ写っているのが都指定天然記念物のタラヨウ。
そして今回は見逃しませんでした(^^;
同じく天然記念物のカヤ。
樹高24.45m。北側に大きな枝がないことが分かる。
そして帰り際に今一度イチョウをじっくりと。
やはりイチョウは神秘的。
山門越しに別れを惜しみつつ、、、
ここでも世界人類の平和、日本の平和を祈りつつ、帰路につく。
午後3時をまわり、急激に日陰は寒くなってきた。
一日の中だけでも寒暖の差が極端だ。
それでもこの時期にウィンドブレーカーさえ着ていないのだが・・・
駅への途中、さっきまであの辺を歩いてたんだな、と見下ろす。(この写真もDSC-HX5V)
駅までの道も、急ぐのをやめて遠回りし、川沿いの道を少し歩いて帰ってきた。
そしてこんな当たり前のぜいたくが当たり前ではない地域に帰らなくては、、、
久しぶりに良い時間を過ごせた。