「第28回 KONDO CUP オープンクラス」 を観てきた。(12/1) |
川崎でのセミナーへ向かう前に秋葉に立ち寄り、「KONDO CUP オープンクラス」という二足歩行ロボットのサッカー大会を観てきた。
場所は秋葉原のROBOSPOTというKONDOの直営ショップ。「二足歩行ロボットを遊んで学ぶことができる体験型のショップスペース」とのこと。
秋葉のPCショップが建ち並ぶ通りから隠れた場所にひっそりとたたずみ、そうそう前を通ることのない立地。
店内はショップというより、競技スペースという趣で、ずっと興味を持ちつつ何度も前を通るもののなかなか入ることができなかった(^^;
もともとロボットショップはツクモRobot王国にしろヴイストンロボットセンターにしろテクノロジアにしろ、お客さんが少なく入りづらいのだ、、、
そんな、現在ショップ店員募集中であることも少なからず気になっているROBOSPOTに決勝戦まであと数試合のところで到着。勇気を出して足を踏み入れると、、、
やはりロボットの競技は面白い(^^
ロボットのサッカーを観るのは、「ROBO-ONE SOCCER IN パナソニックセンター東京」以来(^^;
ROBOSPOTもそれなりに広い店内だが、競技スペースが広いので、参加者と身内の観戦者(おそらく)でけっこうな密度。
それでも、これはこんな奥まったところでひっそりやるのはもったいないんじゃないの?
店外からも観戦できるので、さすがに決勝戦では通りがかりに3人ほどが観ていたが、、、
どうも、秋葉を歩いても新製品を見ても書籍を見ても、ホビーロボットが流行っているようには感じられない(もちろん、いずれ必ずブレイクするはず・・・)のだが、以前ツクモの店頭でロボットの実演がされていたときはそれなりの人だかりができていたし、MANOI AT01のようなロボットは人だかりを作ってなおかつ感動を持ち帰らせることだってできる。
ロボットサッカーも、試合のレベルは決勝チームくらいまでいかないと、昔観たわが息子の幼稚園時代のサッカー(みんながいっせいにひとつのボールに群がる(^^;)をほうふつ、いや、それ以下だったりするが、それでもときに微笑ましく、たまに燃える要素もあり、ハーフタイムも短いのでテンポ良く、飽きない。
今回、見に行こうと思い立ったのは、先日たまたま観た、千葉大学祭で行われていた「千葉大ロボコン2012」が予想以上に面白かったからでもある。そのときのゲームはかなり端折っていうと、7本のレール上の爆弾を、相手チームの陣地へ多く押し込んだ方が勝ち、というもの。
会場は階段状のそんなに広くない講堂だったが、観戦者はかなりの数がいたし、試合のクオリティに関わらず終始熱気に包まれていた。
また先日、人型四脚ロボット「KURATAS」(クラタス)(現在科学未来館に展示中)を調べている最中にたどり着いたブログの、ロボットプロレスの記事中に登場していた「流血仮面袋」だの「流血缶バッジ」だのってワードが気になっていたのだが、当の「流血仮面」なるロボットにここで出逢えるとは・・・(^^;
決勝戦で惜敗したチーム・関東支部高円寺営業所の一体でした。
さらに、今回決勝戦で雌雄を決したゴールが、まさかその2日前に放送された「マツコ&有吉の怒り新党」の「新・3大デラップの人間発射台」そのものであったことも驚きであるとともに、感動すら覚えました(^^;
観戦中、ずっと「スローインの方がキックよりはるかに強力」であることが、ロボットサッカーの問題点だな・・・ なんて思っていたのだが、それが決勝点にもなってしまうと、ねぇ(^^;
もっとも、この「スローインからキーパーの頭直撃 → オウンゴール」は奇跡ともいえる見事さで、大爆笑の渦になってましたが(^^
強いキックを生み出すには足を振り切るのではなく、インステップキックのようにインパクトを与える動きが有効なのかも、、、
優勝はチーム・トリニティ(連覇)で、何度も優勝しているようです。
もともとRC大好き・工作大好きの自分としては、ロボコンもサッカーも操縦技術でかなり魅せられると思っているので、やったこともないくせに観てると歯がゆい思いをし、ロボットも作ってみたいと思ってはいるのだが、、、
たまにちょっと観ただけで、盛り上がっていないなどと決めつけたら怒られてしまうだろうけど、もっともっと通りがかりのみんなが観れる場所で、どんどん話題になるような「こと」(イベントまでいかなくても、路上ライブ的な・・・)をやってほしいなぁ、と思ったのでした・・・