PHILIPS AT891 アクアタッチプラス Wet&Dry シェーバー |
自分の濃いヒゲは、ブラウンでないと安心して剃れないと信じて25年、3台のブラウンを使ってきたが、網刃の替えも安くなく、かなり悩んだ末フィリップスを試してみることにした。
最後までブラウンのMobile Shave(M-90)とどちらにするか悩んだ。こちらは市場評価も高く、激安(3000円以下)。最初に買った1枚刃のものから2枚刃以上にステップアップしたとき、劇的な変化を感じられなかったことを思い出したため、それを再確認(往復式)するか、新しいもの(回転式)にチャレンジするかで後者をとった。
フィリップスのアクアタッチプラスは、お風呂でも使える防水機能を持つ。
最も魅力的だったのは、ヒゲくずが飛び散らないことと音の静かさ。さすがにヒゲは多少落ちるが、居間でゴミ箱を抱えて剃る必要がないし、テレビの音も良く聞こえる。
デザインは正直、虫みたいで気持ち悪いが、機能美に惹かれた。
ヘッド部はヒンジで本体に付いていて、掃除のためにヘッドを開けても外れることはない。また、きわぞりトリマーも内蔵型
アクアタッチプラスには、発売時期の違いか、AT890とAT891があり、写真はAT891でこちらの方が市場価格が安い(参考価格15750円が現在6000円以下)。
さらに安いアクアタッチ(AT754)は、トリマーが付いていない上、充電に8時間もかかる。
また、上位機種のセンソタッチも、型オチなら実売価格はほとんど変わらない(参考価格は1万ほど違う・・・)。
デザインは断然センソタッチがイイのだが、ヘッド部が外れてしまうのは、落として刃の損傷につながるし、トリマーも取り外し型で面倒なので敬遠した。
剃り味は想像以上。写真のように、ヘッド部はぺこぺこしていて、顔の曲面に追随する。
かなりの面積で剃り上げていくため、思っていたほど時間もかからない。
音も感触も本当にソフトだ。頬などはちょっと「くるくる」しただけでツルツルになる。
ただし、アゴ下など思いっきり深剃りしたいなら、やはりブラウンでぐいぐい当てた方がいいかも。
とにかく、手入れが楽そうなのもイイ。洗浄後、スプレーオイルをかける必要もない。
お風呂シェービング、ウェットシェービングは未体験だが、楽しみはとっておこう・・・
11/27追記) --- 3ヶ月使ってみて ---
・刃の形が丸いため、もみあげなどのラインが重要となる生えぎわを剃るのは苦手。だからこそトリマーが付いていることは重要だ。
・ブラウンに比べると、剃り味がマイルドな分深剃りが苦手。ただし、刃の当たる面積が広い分、剃り残しは目立たない。ブラウンを使っていたときより、部分的な、ビックリするような剃り残しは減ったと思う。また、ブラウンではたまにあった流血も今のところない。
・充電しながら作動させることができないことだけは要注意。バッテリーの保ちの良さ、粘りに甘えて要充電のランプを無視し続けると、バッテリー切れで停止したとたんピンチに(^^;
・ブラウンと比べて手入れが格段にラク。ブラウンでは、内刃の間のヒゲくずをブラシで掃除するのがけっこう面倒だったが、AT891ではフタを開けてサッサッとブラシをかければ済む。付属のブラシは小さいので、現在はブラウンに付いていた大きいブラシを使っている。
2016/03/06追記) --- 3年半使ってみて ---
・毎日3~4分は使っているので、さすがにバッテリーはへたってきているのでは? と思いきや、先週は満充電から要充電の警告ランプが点滅するまで、9日も使えた。ランプが点滅しなくとも回転は弱まっていくようだが、それでも点滅してもその日+翌日くらいは保つ。充電に関する管理がとてもうまくいっているのだろう・・・
ちなみに、自分は基本的には点滅するまで充電はしないようにして使っている。
・刃はきっと摩耗しているんだと思うが、今のところこの濃いヒゲでも使用に何の問題もない。
・上にはブラシで掃除していると書いているが、その後は、毎日使用後はヒゲくずを振り落とすだけ。そして週一で水洗い。そもそも防水なので、フタを開けて水を直接かけ、汚れを洗い流している。日曜に使用後、水洗いし自然乾燥。これが超ラクチン! においが気になるときはハンドソープなどを刃に付けて、フタをして刃を回転させ、水洗い。本当にラクだ。
2017/09/10追記) --- 5年使ってみて ---
相変わらずバッテリーは一週間以上保つし、刃を交換していないので剃り味は落ちているものの、まだ許容範囲だが、5年を機に新調することに・・・ それについては→コチラに。