特命戦隊ゴーバスターズ に期待しよう。 |
ロボットもそうだが、主役3人がユニークなキャラ設定であるのは、電王の脚本家、小林靖子氏だから?
電王では、キャラが非常に立っていたが、ストーリー性とアクションが自分の期待と違い、ハマらなかったが、今回はすごく真面目に作り込んでいる感がある。
アクション、ロボット戦もかなり真面目だ・・・
もっとも、共に古いところでは『ジャスピオン』、最近では『ゲキレンジャー』にはまだまだ及びそうもないが、、、
戦い方で言えば、ゲキレンは拳法ベースなので、常に動きの流れと止めが美しく、うっとりするようなシーンが多かったのだ。
そんなシチュエーションが少ない、拳法家でない「普通の強い人」が戦うなら、何かそれぞれに戦い方の特長を持たせるべきか・・・
その辺、なぜか探偵ドラマの『ラッキーセブン』はアクションシーンにこだわっていて、そんなところに期待せずに観ていたこともあり、毎回得した気分だった。
戦隊シリーズにはその辺り、当然期待して観ているので、失望感も大きいのだ、、、
ちなみに『ジャスピオン』はほとんど歌舞伎などの伝統芸能に匹敵する、完璧な「キメポーズ」を意識しているとしか思えない。「キメ」ありきで、その間を補完する動きの流れでつなぐ。だから「意味のない動き」でありながら、そのアクションは全てにおいてカッコ良く、「燃える」のだ(^^
巨大ロボ戦も同様、ダイレオンに見る「巨大であること」の表現、妥協のないカメラワーク、「巨大であるべきスピード、動き」を無視したプロレス技、ワイヤーアクションは、最近ではやはりゲキレンのゲキトージャがイイ線までいっていた。
今回、ロボットが「ちゃんと」カッコイイので、今後変ちくりんな玩具オプションがくっついてどーしようもないくらいカッコ悪くなるという、ゲキトージャのような憂き目を見ないことを祈る・・・
ロボットたちがなぜちゃんとカッコイイのかと思ったら、キャラデザに「森木靖泰」の名が!
メタルダーで大いに感化された、尊敬するデザイナーだ。
同様にメタルダーでも名を連ねていた篠原保氏、そしてチェンジマンの頃より大好きな大御所、出渕裕氏の名もあり、キャラデザに死角はなさそうだ。
あとは物語を真剣に作りつつも視聴率(いや、玩具の売り上げ)が伸び悩み、メタルダーや仮面ライダーカブトのように、途中から腰抜け路線にならないことを祈るのみだ、、、