2009 国際ロボット展 その2 : 人間とロボットの対話 |
このさらちゃん、ティーチングなしに、その場の受け応えで動作する、というのがおそらくウリなのだと思うが・・・
調整のせいなのか知らないが、口の開閉はもっとメリハリが欲しい(閉じが遅い?)し、せっかく賑わっているのだから観客を引き込む演出があればと思う。
同社は、他機関とのコラボレーションで活路を見出しているようだが、いっそのこと30周年に乗っかってガンダムのセイラさんとか作っちゃえば良かったのに(^^;
頭部を教育機関向けなどに売り出すようだが・・・
「スキン」無くしてココロ無し、という気がする・・・
黄色いのは「キーポン」。自閉症児の治療などのために米BeatBots社と開発したロボット。
コストを下げた廉価版は発売されたのだろうか。(そもそも300万円って(^^;)
「I-FAIRY」(アイフェアリー)はココロお得意の案内ロボット。今回は頭部モックのみ。
これも、今の時世だと歩行の機能を期待してしまうが、座り姿勢で固定されている。
しかし、こちらのウリは、使用者が自由に台詞を読ませ、動作を設定できることにあるようだ。
簡単なティーチングと音声合成のソフトがミソなのだろうが、本当のミソはそれによって生成される「動き」そのものだ。動きの質もそうだが、「その時にしか生まれない要素」も盛り込んで、演出的に楽しませてくれるものになることを期待する。
予価は600万以上とのことで、当然個人ではなく施設などが対象であろうが、音声合成ソフト(特に日本語)はそのクオリティによってとんでもなく高価なので、その辺りも価格を吊り上げる要因かもしれない。
不景気で停滞ムードの今こそ、「勝造」のリニューアル版(応援系)やら、「いってらっしゃいおねえさん(おばちゃんに非ず(^^;)」なんてもの(癒し系)があったらなぁ、なんて思ったりもする。
東京理科大の「SAYA」。
音声による命令で、受け応えする。
見かけがやはりココロに相当劣っているが、SAYAのウリは表情で感情を表すこと。
ただし音声認識はかなり環境に影響されるようだ。
VTRに登場のSAYAちゃんの方が表情の変化が大きい。すると、不気味になる。
人間の表情を表現する難しさを感じる。
ここでは、歩行補助器具やマッスルスーツのデモも行われ、かなりの賑わいだった。
音声認識&音声合成によるコミュニケーションロボットがわんさかいた。
フィグラの「あいちゃん」。「9ちゃん」かと思った(^^;
受付や遠隔地からの見守り用らしい。
富士通のサービスロボット「enon」。
案内業務用で、お店の販促などにも使えるとのこと。
レイトロンのおしゃべりロボット(?)「Chapit」。
同社は音声認識モジュールを得意とするようだ。
ロボットに非常に積極的な、大阪市の実用化プロジェクトにより開発された「コミュニケーションロボット」。
旭光電機株式会社による、フレキシブル・センサー・チューブ(FST)を使った三菱重工業の「wakamaru」の遠隔操作デモ。
別なブースで「wakamaru」自体も単独展示され、子どもとコミュニケーションをとっていた。
産業用ロボットゾーンでありながら、かなりサービス寄りのデモを催していた安川電機。ブースの広さは最大級。
「パル」が冷蔵庫からペットボトルを、本棚から本を取って来てくれるのだが、実用性のほどは?
どうも、素人目には見慣れたものばかり、と言うか似たようなものばかり? の気がするが・・・
実用性、現実性は格段にアップしているのだろうか、、、
写真を見ながらRobotWatchなどを見て、情報を整理しているのだが、そこで肝心なものを見忘れて来たことに気付く。
フランスのアルデバランロボティクス(Aldebaran Robotics)のヒューマノイド「NAO」。
なんでスルーしちゃったんだろ(;´_`;)